お知らせ情報

2021.09.03.fri

【コロナ対策について】

私たちTea houseはコロナ禍の2020年12月に開業しました。コロナ禍での開業でしたので、店舗の企画とデザインの段階から感染対策を織り込む事ができました。

中でも特に重点を置いたのは、安心感、機能性、そしてデザインにもこだわった快適空間をつくる事でした。

その甲斐があって、今年の7月1日には「みえ安心おもてなし施設」に認定されました。これは、「三重県内で感染防止対策に取り組む飲食店などが申請し、県が基準に基づき現地確認のうえ認証」する制度です。

そこで、具体的にどのような対策をとっているか、ご紹介致します。

【アクリル板】
最も特長的なのがアクリル板です。Tea houseでは、お隣のテーブル間に大型のアクリル板を設置していますが、天井から「細いワイヤーで吊り下げる」方式を採用しております。ティーフリー(紅茶飲み放題)のセットメニューが人気ですので、お手洗いをご利用いただく頻度が高い。また、できるだけ大きなアクリル板を設置するためにこの方法としました。床に直置きとすると足にひっかかって危ないですし、テーブルに置くと邪魔になる。これらを解消して、天井から吊り下げた事でより快適な空間となりました。今では、まるでそこに何もないように錯覚してしまうくらいの空間になっております。

この方法は、店舗をデザイン・改装いただいたフォレスト・オオモリ社様のご提案でした。
https://forest-o.co.jp/

「みえ安心おもてなし施設」認定のための現場確認をいただいたご担当の方曰く「他には見た事がない」よい方法とコメントいただきました。

※天窓がある一枚目の写真。天井から吊るしたアクリル板ありますが、見つけられますか?

【空気清浄機設置】
ダイキンさんの業務用の大型の空気清浄機を設置しています。医療機関でも採用されているタイプです。この大きさで、ツインモーター・ツインファンを採用しているため、大風量12㎥/分をパワフルに吸引し、空気を清浄してくれます。お店の広さは約100㎡ありますが、約30分で室内の空気を清浄してくれます。

【換気】
一番奥のテーブルの上部に天窓を作りました。この窓に向かって、店内から空気を送り出しています。真冬には太陽の光を取り入れる事ができます。

【非接触型のサーマルカメラ付検温器】
医療関係者様、またご利用者様からの評価も高い検温器を入口に設置しております。数秒で簡単に体温できます。感度が高く、暑い日にご来店の方で体温が上がってしまった方に反応してしまってアラームを鳴らしてしまう事もあります。

【湿度】
紅茶専門店ですので、常時お湯を沸かしております。そのおかげもあって、湿度を高めに維持できています。

尚、これら対策について、開業時でありながらしっかりとコストをかける事ができましたのは、補助金のおかげです。サポートいただいた四日市商工会議所様には、この場をおかりして深く感謝を申し上げます。

コロナ禍ではどんな対策をしたとしても完全になる事はありませんが、私たちが対策として取り入れているモノは、どんな時もその機能を活かして快適な空間づくりに一役担います。

例えば、アクリル板はテーブル毎のプライバシーを守る役目も果たしています。また、天窓から取り入れた陽の光は、店内空間に光と影のコントラストをつくり、またテーブルにひだまりも見せてくれます。そして、大型の空気清浄器は花粉症の季節には不可欠です。コロナが終息して自由にお出かけいただけるようになった時も、今のコロナ対策の機器はずっと活躍し続けながら皆様をお待ちしております。

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